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:::南大門市場の変なおじさんに捕まって --韓国・ソウル--::: |
幼少の頃、3度ほど、変なおじさんに捕まりそうになった。
幸い実害はなかったが、警察官が自宅に訪ねてきて、
変なおじさんはこの人ですか?と本人の特定をさせられたこともあった。
何故、それほどまでに狙われるのか。
私がよほどかわいいのか。それともお馬鹿に見えるのか。はい。後者デス(^ ^;
そんな私が、またしても変なおじさんに捕まった。
午後3時、友人と二人。南大門市場にいた。
感じる異様な視線。いやな空気。私たちはそれを口にできずにいた。
友人と目が合い「やっぱり?」
ここで初めて、互いの不安を認識しあった。
不安は確信にかわった。
その視線の主、怪しいおじさんは執拗についてくる。
ここの入れば諦めてくれるかもしれないと、女性の下着売場へ。
それでも彼はじっと店の外からこちらを伺っている。
「どうする?」
走ってまく事に決めた。ドキドキドキドキ。二人で声に出した。
「いち、にのさん」 だだだだだだだぁ〜。
とにかく走った。はぐれない様。それだけ注意しながら、狭い路地を必死で走った。
ジャッキー・チェンの映画にこんなシーンがよく出てくる。
市場の中を走るジャッキー、階段を駆け上がる、にわとりが跳ぶ、果物が転がる。屋台が倒れる・・・まさにその光景だ。
走れるだけ走った。表通りに向かったつもりが、市場奥に奥にと入り込んでしまった。
まいたか?
・・・イヤ、捕まった。私が。
歳は40代後半、もじゃもじゃ頭にげじげじ眉毛、薄汚れた顔にぎょろぎょろした目だけがランランと輝いている。
彼は私と友達の間に立ちはだかり、大きな地図を広げ私に話しかけてくる。
日本語だ。私は日本語がわからないふりをした。
お次は中国語。お次は英語。大きな地図が目隠しとなって友人の姿が見えない。
その時、友人が私を呼ぶ声がした。傍らには店のおばさんがいた。
後で聞いた話だが、店のおばさんは危険を察知。蛇ににらまれた蛙状態の私たちを見て、
友人に私の名を呼び、こちらへ呼び寄せる様に言ってくれたそうだ。
半露天の狭い店内にかくまってくれた。おばさんは日本語堪能だった。
おばさん「どうみてもあの人は頭がおかしい。ここに隠れていなさい。」
ふぅ〜、助かった。
しかし、おじさんは、扉のない入り口から店内の様子をうかかっている。
店の奥から男性が2人出てきて、追い払いに行ってくれた。
それでもおじさんは諦めない。
みんなで相談した。一人のお兄さんがヤツをひきつけてる間に、
別のお兄さんが私たちを誘導し、逃げることになった。
「さあ、行くよ!」と店のお兄さん。
走る三人。
あぁ!気づかれた。すごい形相で奴が追ってくる。
今度は三人で無人の革ジャン店に逃げ込んだ。
しばらく隠れていたが、「様子を見て逃げろ」と言い残し、そのお兄さんはヤツの元へ。
私と友人は震えながら、隠れていた。
そんな私たちが目を合わせてつぶやいたセリフは
「あのお兄さん、かっこいい(惚ぇ〜」 ドキドキ
そんな危険は場面でお前たち、何を言ってるんだぁ〜!
しばらくして私たちは逃げ出し、表通りへ。変なおじさんをまくことができた。
その後の二人の会話は、
「お兄さん、かっこよかった。逃げるとき、手、ひいてくれたでしょ。ずるい!」
「お礼が言いたいよね。名前も聞きたいよね・・・戻るぅ?戻っちゃうぅ〜?」
全然、懲りてない二人でした。しかし、何事もなく、よかったよかった。
以上、韓国でのドキドキ体験でした。・・・はなし、かわってるし〜(^ ^; |
:::フライト時間が違う! --日本・成田--::: |
大手旅行代理店でエアチケットのみ購入。京成線で成田に向かう。
空港に到着したのは、1時間半。
搭乗が始まるまで腹ごしらえでしょぉ。と思いながら、
何気にフライトスケジュールの電光掲示板を確認すると、
え?搭乗中?
ちょっとぉ〜!!!!代理店からもらったフライト時間と1時間違ってる!
搭乗手続きを急いで済ませ、走りこむ。
成田発のフライト時間が1時間も前倒しになったのか。
それとも代理店の間違えか。
この後の電車にしなくて、よかった。あぁ、恐ろしい。(その場合、搭乗できませんでした)
本当は、帰国後、代理店に、違ってましたよぉ〜!!プンプンなんていうつもりだったんだけれど、すっかり旅にご満悦で、忘れちゃいました。
空港には2時間前に行きましょう。 |
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あくまでの一旅行者、私の個人的主観に基づくものです。
各自責任を持って、安全かつ楽しい旅をお願い致します。こちらも一読お願い致します。 |
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